ステップ2「応募書類の作成と面接対策」
より実践的なアドバイスがもらえる
転職エージェントの力を借りるべし
企業の採用担当者はたくさんの応募者の中から求める人物像に該当する人材を探しています。採用担当者の目に留まるにはそれなりの工夫が必要ですが、自分なりに考えてアピールしたことが必ずしも採用担当者の琴線に触れるとは限りません。好印象を残したいのなら、転職事情に精通している転職エージェントの力を借りるといいでしょう。数多くの転職事例を知っている転職エージェントだからこそ、より実践的なアドバイスがもらえますよ。
転職エージェントを利用するメリットは3つあります。まずは、見逃し防止。自分では「書類や面接で伝える必要はない」と思っていた経験やスキルも、採用する側には魅力だと感じるケースが意外に多いんです。せっかく持っている強みも、伝えなければ評価には結びつきません。見逃している点がないか、転職エージェントに確認しましょう。
2つ目は効果的な伝え方を教えてもらえること。これまでの成果を書類や面接でただ事実として伝えるだけでは不十分です。具体的な数字を盛り込むなど伝え方を工夫すると他の応募者たちと差をつけることができますよ。どのようにアピールすれば好印象を残せるのか、転職エージェントでは独自のノウハウを持っているため適切なアドバイスができるんです。
3つ目は過不足がないこと。応募書類のうちのひとつ、職務経歴書の枚数はA4で2枚程度が面接は1時間程度で行われるのが一般的です。書けるスペースや時間には限りがあるため、要点をまとめて効果的に伝えなければなりません。転職エージェントには経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。これまでの経験を活かしてバランスよくまとめるコツを教えてくれるので、書くスペースが足りなくなったり、時間が余ったりすることもありません。
アドバイスをもらうために
キャリアアドバイザーに完璧な応募書類を提出してチェックを受ける人がいますが、最初から完璧を目指す必要はありません。書きづらいところは無理に埋めずにいったん空欄にしておいて、キャリアアドバイザーに聞きながら書いていくといいでしょう。
履歴書や職務経歴書に不慣れな人も多いかと思います。「経歴はどこまで詳しく書けばいいのか?」「転職回数が多い場合はどう書けばいい?」など、書き方に悩んでいる人もいることでしょう。その場合は悩んだところは省略せずに書き出しておいて、横にその内容をメモしておくと聞き忘れ防止になります。
面接対策のポイント
面接のアドバイスは選考状況によってサポートの内容が変わります。転職がはじめての人など面接の基本を知りたい場合は転職エージェントが開催している面接対策セミナーに参加することをすすめられます。基礎的な内容を教えてくれるので、まず足を運んでみましょう。
より具体的なアドバイスが欲しい場合は、キャリアアドバイザーに直接質問するといいでしょう。改善すべきポイントを細かく教えてくれます。また、多くの転職エージェントでは実際の面接を想定した模擬面接も行っています。聞かれる可能性が高い質問を交えてアドバイスがもらえるので、面接当日に余計な緊張をせずにすみます。
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